一周年について語ってみよう!

サブタイトル

昇    「……と言われても」
アルベルト「今更のような気もしますね。第一あなた(昇)の誕生日の時も言いふらしてませんでしたか?」
昇    「あれは仮・一周年だと」
シェリア 「いかにも意味ありげな日付だったから友達にも色々聞かれたみたいよ?」
翠    「あの作者がそんな頭使うわけねーじゃん。ただhpソフトを起動させた日がたまたま2月13日だったんだと」
クー   「へー。そうだったんだ」
アルベルト「確かに作者らしいと言えばらしいですね(苦笑して)」
翠    「何度もあしげに来てくれるありがたい読者様はわかってるかもしれないけど、あいつは見かけ通りの単純だから」
クー   「でもこうして一年たつからすごいよね」
シェリア 「そーよね。まさかここまで続くとは思ってもみなかったし」
まりい  「本当だね。はじめはただ漠然とノートに書いてたんだって」
シェリア 「そのノートは今もあるの?」
ショウ  「ever greenだけかろうじて残ってるそうだ。俺達の話(skyhigh,flyhigh!)はどこかに消えてる。まあデータは保存してあるらしいけど……ノボル?」
昇    「……あのさ、突っ込んでもいい?」
アルベルト「どうぞ。ご自由に」
昇    「その二人、誰?」
翠    「二人って誰のこと(きょとんと)?」
クー   「さあ?」
昇    「わざとらしく言うな! お前らだお前ら(ビシっと指をさして)!」
アルベルト「いいじゃありませんか。人数が多い方が会話もはずむでしょうし」
シェーラ 「今更慌てふためいてもしょうがないだろう。もう少し落ち着いたらどうだ」
昇    「オレが間違ってるのか!? みんなの順応性が高すぎるのか(頭を抱えて)?」
翠    「じゃあ自己紹介程度にちょっと。僕は翠。見ての通りの元気な男の子♪ あ、翠と書いて(あきら)ね」
クー   「おれはクーだよ。10歳」
昇    「……で、二人はなんでここにいるんだ?」
翠    「んー。いつまでたっても作者が出してくれないから殴りこみ?」
クー   「あきにーちゃん、『殴りこみ』って何?」
翠    「それはなー」
昇    「そこっ! 子供に変なこと教えるな!」
シェリア 「ノボル、落ち着きなさいよ(コップに水をくんできて)」
翠    「そーそー。そんなに怒鳴ってばっかだとハゲるよ?」
昇    「誰がハゲだ! 誰のせいで怒鳴ってると思ってんだ!」
クー   「昇にーちゃんっていつもああなの(指差して)?」
ショウ  「だいたいな」
諸羽(もろは)「はいはい。このままじゃ話が進まないっしょ。じゃあ今度のことについて作者から伝言を預かってるからボクが読むね。
『翠(あきら)とクーは一体いつ出てくるかわかりません。でも覚えておくとタメにはなると思います。これからも椎名とゆかいな仲間達をよろしくお願いします』だってさ」
アルベルト「いつも以上に全然脈絡のない文章ですね」
シェーラ 「仕事から帰って全然寝てないらしいからな。馬鹿に磨きがかかっているのだろう」
翠    「正確にはクーは必ず出てくるけど僕が出てくる確率は限りなく0。でも昇にいちゃんとは限りなく接点があるんだとさ」
昇    「なんだよその意味ありげなセリフは」
翠    「それはねー……(この後鈍い音と共に倒れる)」
葵    「そこっ! 今からネタバレすなっ(手にはしっかり分厚い辞書が)!」
昇    「えーと、アンタは(やや青ざめて)?」
葵    「通りすがりの通行人です。お気になさらず。ほらあき、帰るわよ! クーも行くよ(翠を引きずっていく)!」
クー   「うん。じゃあみんなまたね(二人について退場する)!」
一同   『………………』
シェリア 「今のはなんだったのかしら」
まりい  「面白い人達だったね」
ショウ  「あれを『面白い』の一言で片付けていいのか?」
昇    「辞書って凶器だよな。オレいつもあんなことされてるのか(青ざめて)」
アルベルト「何を今更」
諸羽   「何はともあれ。こうして無事一年乗りきれたんだからよかったっしょ。ほらみんな挨拶」
一同   『皆さんこの一年ありがとうございました。これからも頑張りますので引き続きよろしくお願いします』
昇    「二年目こそ平穏無事な安眠を!」
アルベルト「無理でしょうね(断言)」。